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二十五絃箏制作30周年記念フェスティバル

2022/2/19,2/20と開催された二十五絃箏制作30周年記念フェスティバル。

4plusは、伊福部昭先生の「日本狂詩曲」で出演させていただきました。

この曲は、4plusはじまりの曲といっていいほど、思い入れの強い曲で、

事あるごとに演奏させていただいてきました。

もとはオーケストラのためにかかれた楽曲で、本当に大変な取り組みでしたが、

どうしても二十五絃箏で弾きたいという一心で、野坂先生、小宮先生はじめ多くの皆様の

ご協力をいただきながら形にして参りました。

「“二十五絃箏で弾いてみました”だけじゃダメじゃない。弾いてみて、尚且つそこに

伊福部サウンドが響いてこないといけない。それにみんな共感するわけだから。ね。」

楽譜を追いかけることに夢中だった私たちに、そう言って、二十五絃箏で演奏することの

意味を問いかけ、にこやかに、時に厳しく、ご助言くださいました。

深夜まで時間を忘れて音出しをした日々、先生のご自宅で何度もみていただいた時間、

つい昨日のことのように思い出します。幸せな日々でした。

4plusがフェスティバルに出演させていただくことを決め、どの曲を演奏しようか悩んだ

結果、「日本狂詩曲」をもう一度、イチから見直そう。そして、初演から十年以上たった

今、私たちなりの先生からの問いかけの意味を今一度考えよう、と、この曲に決めました。

何度も舞台にあげただけあり、慣れてしまっています。最初は、いったいどうしたらよいのか

迷うことも多かったのですが、途中から、イチではなく、ゼロから取り組み直そうと、今まで

作ってきたテンポを捨てる覚悟を決めました。これは、本当に冒険だったと思います。

緩やかなテンポで、この曲の持つ凄まじいほどのエネルギーと、躍動感、息の長い歌をうたう

こと、それは、今までの速さと勢いという逃げ道を塞ぎ、一音一音に想いをのせ、細部まで

丁寧に表現し、尚且つ、そこに力強さをもたなければいけないことで、これまで以上に、心技体

のバランスをとらなくてはなりません。

やり遂げられるか、ギリギリの挑戦となりましたが、野坂先生に教えていただいたことを少しでも

表現し、4plusとしての音楽を鳴らしたいと当日まで調整を続けました。

10年前とは一人一人置かれている状況も違います。それぞれに覚悟をもって挑戦したのではない

かと思います。

まだまだ拙い演奏ではございますが、当日、空間を共にしたご来場の皆様に少しでも私たちの熱い想い

が伝わってくださっていたら、この上ない幸せです。

この演奏を経て、またこれからの課題を教えていただいたような気がしています。

目標とする音楽はまだまだ遥か彼方先にありますが、その光を追い続け、いつか「よくやったわね」と、

言っていただけるような音楽を、アンサンブルを、表現できる奏者になりたいと思います。

今後とも応援のほどよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 4plus

 Dsc01187

 

 

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